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目が赤い・白目が真っ赤

目が赤い・白目が真っ赤、
片目だけの場合も?

目が赤い・白目が真っ赤、片目だけの場合も?目が赤くなっている場合は、目が充血か出血を起こしている状態です。充血は目の表面にある血管が拡張することで生じ、出血は目の表面にある血管から出血することで起こります。
少し休んで治るものであれば、それほど心配はいりません。
しかし、痛みを伴うもの、かすみを伴うもの、休んでも改善しないものであれば、何らかの病気が原因かもしれません。主な原因としては結膜炎、ぶどう膜炎、結膜下出血、急性緑内障などが挙げられますが自分で判断するのは難しい場合が多いです。

充血で目が痛いなど、
このような症状で
お悩みではありませんか?

充血で目が痛いなど、このような症状でお悩みではありませんか?
  • 白目の部分が赤い
  • 痛みやかゆみはないのに、目が赤い
  • 片目だけ赤い
  • 目が赤く、目やにが出る
  • 物が見えにくい

少しでも気になる症状がある場合は、丸亀市郡家町のひらの眼科へご相談ください。

目が赤い・白目が真っ赤に
なる原因・病気

日常生活の中で起こる原因

目に異物が入る

目に異物が入る埃などの微小な異物が目に入ると、角膜や結膜に炎症が生じることがあります。炎症によって充血が起こります。
通常、まばたきをするか、涙を流すことで異物が自然に取れて症状は改善します。しかし、異物が取れない場合や、異物が取れた後も充血が続く場合は、眼科を受診して異物の除去や点眼治療をする必要があります。

長時間のコンタクトレンズ装着

コンタクトレンズを長時間使用したり、清潔ではない手でコンタクトレンズを取り扱ったりすることも、目の充血を引き起こす原因の1つとなります。このような場合、眼鏡の使用時間を増やしたり、コンタクトレンズの種類を変更したりして、対処します。

飲酒

アルコールには血管を拡張する作用があるため、目の表面の血管が目立ち、目が赤くなることがあります。ただし、アルコールが体内から抜けると、症状は自然に改善します。

病気が原因の場合

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、花粉やハウスダストなどに対するアレルギー反応によって結膜に炎症が生じる病気です。その結果、目の充血やかゆみ、瞼の腫れ、目やにが出る、ゴロゴロとした異物感などの症状が見られます。
花粉症のように特定の季節に限定される場合は季節性アレルギー性結膜炎と呼ばれ、症状が一年中持続する場合は通年性アレルギー性結膜炎と呼びます。

感染性結膜炎

感染性結膜炎は、細菌やウイルスが結膜に感染し、炎症を引き起こす病気です。目の充血、目やにが出る、涙が出る、ゴロゴロとした異物感などの症状が見られます。
プール熱のようなウイルス感染の場合は目の症状に加えて、のどの痛みや発熱などの風邪に似た症状を引き起こすこともあります。

ぶどう膜炎

ぶどう膜炎は、光量を調整する虹彩、ピントを調整する毛様体、網膜に栄養を届ける脈絡網で構成されるぶどう膜に炎症が生じている状態です。ぶどう膜炎の症状には、視界のかすみ、光を眩しく感じる、目の痛み、目の充血、飛蚊症などがあります。
ぶどう膜炎の主な原因はサルコイドーシスやベーチェット病などの全身の免疫異常です。また、ウイルスや細菌感染が原因になることもあります。目以外のからだの全身検査も必要になります。

ドライアイ

ドライアイは、空気の乾燥や長時間のパソコン作業、加齢による涙の変化、コンタクトレンズなどが原因で目の表面が乾くことで起こります。目の乾燥感、視界のかすみ、光を眩しく感じる、目やにが出る、充血などの症状が見られます。

詳しくはこちら

急性閉塞隅角緑内障

急性閉塞隅角緑内障は、隅角という眼内循環液(房水)の排水路が急に塞がり、房水の排出が障害されることで眼圧が急上昇して生じる緑内障です。急性閉塞隅角緑内障は、眼圧を下げるための緊急治療が必要になります。
目の痛みや充血、頭痛、吐き気などの症状が見られます。

角膜炎

角膜炎は、細菌や真菌感染が原因となり、黒目部分の角膜に炎症が起こる状態です。角膜の炎症が隣にある結膜に広がることで充血が起こります。
目の充血や痛み、瞼の腫れ、ゴロゴロとした異物感に加えて、視力低下などの症状が現れます。早期の治療が必要な状態です。

翼状片

翼状片は、結膜が角膜に入り込む病気です。目の内側(鼻に近い方)の黒目部分の角膜に充血した結膜が入り込みます。紫外線や加齢、風邪や埃の暴露などが原因と考えられます。見た目の変化に加え、目の充血やゴロゴロとした異物感などの症状が見られます。

結膜下出血

目の表面の血管から出血することで、白目部分が真っ赤になります。初めて経験した方は真っ赤な色に驚くかもしれません。ゴロゴロとした異物感などの症状が見られることもありますが、痛みはありません。また、結膜下で出血しても眼球内に血液が入ることはないため、視力への影響もほとんどありません。
結膜下出血は、特に誘引なく生じることも多いです。2−3週間程度で自然に治ります。

目が赤い・白目が真っ赤な
場合の対処法

目が赤い・白目が真っ赤な場合の対処法寝不足や飲酒が原因で目が充血している場合は、その後しっかりと休息をとれば症状は改善するため、過度に心配する必要はないと言えます。
コンタクトレンズを使用している方は、充血している数日間は眼鏡に替えて、症状が改善するかを確認します。症状が改善した場合は、コンタクトレンズが合っていなかったり、使用方法や管理方法が適切ではなかったりする可能性があります。
細菌やウイルスの感染が原因であれば、抗生剤や点眼薬を使用して治療する必要があります。休息をとっても症状が改善しない場合は、早めに眼科を受診しましょう。

目が赤く、めやに・かゆみがある場合にはご相談ください

視力の低下を伴う充血、頭痛や眼痛や吐き気を伴うような充血は角膜炎や急性緑内障発作などの早急な治療が必要な病気の場合があるため、はやめに受診をしましょう。
また、目の充血が1~2週間以上続く、何度も充血を繰り返すという場合は、何らかの病気が原因となっている可能性があります。
少しでも気になる症状がある場合は、丸亀市郡家町のひらの眼科へご相談ください。